2014年10月31日金曜日

ジョン デンバー像が消えた!

最初にファンの間に広まっていたこのニュースが、とうとうNBCニュースになってしまいました。




NBC NEWSの記事を要約しました。

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http://www.nbcnews.com/news/us-news/rocky-mountain-heist-bust-john-denver-goes-missing-n237381

消えてしまった銅像は、コロラド州ブルームフィールドにあるファーストバンクセンター(1STBANK Centerというコンサート会場)に置かれていたものです。ハロウィーンコンサートが開催されていた火曜の夜(10月28日)に消えてしまいました。
ファーストバンクセンターは「あの像はうちのものではありません。所有者はジョンデンバーの家族で、コロラド音楽の殿堂に置かれているものなんです。そのためにも何とか取り戻したいんです。」と話しています。「誰が何のために持ち去ったかは追求しません。銅像を貸してくれた正規の持ち主に無事に返したいという思いだけです。」

「Rocky Mountain High」や「Sunshine On My Shoulders」などのヒット曲で知られたジョンデンバーは、2011年にコロラド音楽の殿堂入りを果たした最初の受賞者でした。
その理事のG.ブラウン氏によると、アリーナへ入場してきたお客さん達は、親しみを込めて銅像の頭をなでていたということです。ブラウン氏はさらに語っています。
「一種の芸術品で、かけがえのないものなんです。ジョン デンバーの家族とコロラド音楽の殿堂にあってこそ価値があるんです。」 

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何かご存知の方、情報提供先はこちらだそうです。
KBPI-FM
4695 South Monaco Street
Denver, CO 80237
(303) 713-8000





ただね、ジョンって銅像を建立するのを望むタイプじゃなかったように思うんです。
功績が認められて何かの賞を受けること自体は、心から喜んでいたでしょうけど、立派な銅像をどーんと駅前や出身校に後の世まで残したいという人じゃなかったように私は思うんです。(駅前や出身校は日本スタイルかな)
ジョンを慕う人は、彼が愛した場所を訪れてその風景の中に身を置いて、風や木々や大地からジョンを感じる。そんなことを本人も望んでいただろうとみんな思うから、お墓が建立されなかったし(ジョンの遺灰はロッキーの山々に帰りました)、ジョンデンバーの住居を移築したり公開して観光施設にもならなかった。

それでも、残された私達は時には仏像を拝むように、やはり形あるものが存在するといいかなとも思う。
ジョンが亡くなって年月が経てば経つほど、何か形がないと、後世に伝えられないかもしれないから。

ジョンの音楽と功績、その人柄や足跡を残したい思いで、コロラド音楽の殿堂を設立した人達やジョンの家族の気持ちを考えると、消えた銅像が無事に無傷で早く戻って来て欲しいと思います。 



2014年10月30日木曜日

夢のデュエット バリーマニロウとジョンデンバー

ウォークオブフェイムのセレモニー祝電紹介で名前がでたばかりのバリーマニロウですが、つい最近新しいアルバムがリリースされました。
「My Dream Duets」というタイトルで、10月27日に発売。バリーが今は亡きアーティスト達(マリリン モンロー、ホイットニーヒューストン、サミーデイビスジュニアなど)と11曲をデュエットしたアルバムです。


その中に、ジョン デンバーとバリーとが歌う「Sunshine on My Shoulders」が含まれています。
ジョンの1971年のオリジナルの音源を使って、アコースティックギターやストリングスを加え、ゆったりと心地よいバラードに仕上がっています。



〜アマゾンで販売中〜


〜試聴はこちら〜
ジョンとのデュエットはアマゾンのこちらのサイトで聞くことができます。

またはYoutube BarryManilowOfficial チャンネル



アレンジが素敵!どこまでも温かく優しい世界が広がっていくようです。
即、iTunes storeで購入しました。
バリーマニロウは好きなシンガーの一人なので、アルバムごと買おうか迷った私ですが、11月に入ると予約しているものが続々と届く予定で、出費がかさむので、ここは1曲買いで我慢。バリー、ごめんなさい!

そういえば、1983年のバリーの来日公演に行ったなあ。大阪フェスティバルホールにJDファン友達3人で。バリーの華やかでショウマンシップ溢れるステージに圧倒されました。

ジョンとバリーはテレビショーで共演しています。エヴァリーブラザーズの曲をメドレーで歌っている珍しい映像です。

John Denver on The Barry Manilow Special


 この映像はいつ見ても、高い場所に座っている二人が落ちないかヒヤヒヤ感が伴います。

でも歌の上手なジョンとバリーのデュエットは、最高です!

2014年10月29日水曜日

ジョンの写真展 in LA

今年1月〜3月にかけてコロラドで開催されていた、ジョンの写真展「Sweet, Sweet Life: The Photographic Work of John Denver」が、現在ロサンジェルスで開催されています。
会場はSubstrade というギャラリーで10月24日から11月23日まで、ジョンが世界中で撮影してきた写真を展示中。見るだけでなく購入することもできます。
オープニングセレモニーは、ちょうどウォークオブフェイム除幕式と同じ日に行なわれました。 



【写真展の紹介記事〜Varietyより】

アメリカの大手映画・芸能雑誌Varietyのサイトでこの写真展が紹介されています。

その内容は、ジョンの1983年時インタビューの言葉、持っていたカメラや10,000枚近いスライドフィルムのスチル写真を撮っていたこと、この写真展がデンバー、スノーマスに続きロサンジェルスで開催されること、などです。
今回展示される写真は、自然の中で撮ったもの、NASAの宇宙開発関連、アフリカへ行った時のものなど、そのテーマがジョンの音楽と密接な関係にあるものばかりです。
写真は購入可能で最も高価な写真は、森の木々の上にジョンの影を写したセルフポートレートで2,200ドル(約23万8000円)の値段がついています。 

Varietyのサイトはこちら 


【サブストレード ギャラリー】

写真展を開催しているSubstrade Gallery は、なんとオンラインで展示写真を公開しています。「写真は購入可能です。世界中どこでも発送いたします。」と表示され、その下に47点の写真が掲載されているではないですか!一番上にあるのが、「Self Portrait」です。ジョンの顔は写っていなくても、そのシルエットがまさにジョンです。生き方、姿勢がこの一枚に表現されていて、静かな感動が涌き起こって来る一枚です。

中ほどにある「Rocks」というタイトルの写真は、日本で撮ったものですよね。
1981年の日本ツアー終了後、プライベートで紀伊半島から東海地方へと訪ね歩いていましたので(高野山、那智勝浦、大地、鳥羽、天竜川など)この写真は二見ヶ浦の夫婦岩です。

こんな写真も拝むことができるなんて、いや〜嬉しいったら!

Substrade Galleryのサイトはこちら


私はジョンの撮った写真がとても好きです。ただの風景写真じゃないんですね。どの写真にも人の営みや、生命の躍動が感じられるから。世界のどこに行っても人が一生懸命生きている。自然の中を見渡せば小さな花から大きな動物まで、みな一生懸命生きている。そんな瞬間を切り取っているから。

1983年のインタビュー日本語訳をこの下に載せましたので、よかったらお読みください。(私の訳ですので、多少間違っているかもしれません。お許しを)
ジョンがどんな視点で写真を撮っていたのかが、よくわかるインタビューです。


【デンバーポストとロッキーマウンテンニュース1983年 ジョンへのインタビュー】 

John: 写真をずっと楽しみでやってきました。ほっとするんです。他のことをすべて忘れて、今この瞬間に焦点を当てて切り取ることができる、それが写真の素晴らしさなんです。撮った写真をお披露目するのは、ライブコンサートをする時ほど自信があるわけでもないんです。写真は自分がどう物事を見ているかを表す手段なので。

撮り方で一番こだわってるのは、色調、光、そして構図です。旅に出ることが多いので、目が留り興味を引かれる光景があれば、特にそこに何か面白さを感じれば、撮ります。あるがままの生(生命、生活)を表現するために。写真が好きなんです。一人の人間としての楽しみを与えてくれます。

僕は一方的にカメラを向けられることが多い立場にいます。だから自分が人間を撮るのはちょっと難しいですね。その相手が完全にくつろいでいるか離れた位置にいる状況でならいいですけど。悲しい状況は撮りません。人が見て「おお、いやだ」と言うようなものは撮っていません。

僕の持っているのは35mmカメラ2台とレンズが8個です。それからハッセルブラッドも持っていて時々使っています。まるでカメラの広告塔ですね。僕のツアー中は、カメラバッグが一番重い荷物なんですよ。

*ハッセルブラッド…スエーデンのメーカーのカメラ wikiリンク 


原文
Over the years I’ve always enjoyed taking photos as a way of relaxing. For me it offers a wonderful opportunity to stop and focus on this moment right here and forget all the other things. I’m less secure [showing my photos than giving a live concert], because my photography is about the way I look at things.

The things I like the most in photography are color, light and composition. I travel a lot. If there is an interesting scene that catches my eye, I photograph it to show life the way it really is – especially if there is something funny in it. I like pictures that let me enjoy myself as a human being.

I’ve been in situations where I’ve so much felt the intrusions of the camera that it’s difficult for me to take pictures of people. It has to be a situation where the person is totally comfortable or far away. I’ve never looked at the sad things, I don’t think I’ve taken anything that you’d see and say, ‘Oh, Lord.’

I have two 35mm cameras and eight lenses, and I have a Hasselblad I use once in a while. I get a lot of flack about it. My camera bag is the heaviest thing on the tour.

*Excerpts from interviews with John Denver
in the Denver Post and Rocky Mountain News in 1983.


2014年10月27日月曜日

ウォークオブフェイム除幕式2


ウォークオブフェイムのセレモニーで撮影された写真が、公開されていましたのでそのいくつかを紹介します。


Jesse Belle  and  Zak
John denver本人の代わりに、受賞の記念写真でポーズを取るジェシーとザック。 



ジェシーの嬉しそうな笑顔。ザックは幼い頃の面影そのままですね。
アルバム『Spirit』のジャケット写真で撮影した時のジョンの写真を手にしています。 



家族、親戚集合写真。
等身大のジョンのパネルを用意しておいてよ〜、て思ったのは私だけ?



お花を捧げたのはジェシーだったんですね。



John Sommers, Denny Brooks, Jim Horn
ジョンのバンドミュージシャンだった3人も式典に参加していたのですね。
(なぜパンを持っているの、ジム ホーンさん)


それにしても、セレモニーでの演奏はこの3人にやってもらう訳にいかなかったんでしょうか。
動画を見られた方はおわかりでしょうが、Trampled by Turtles ってバンドよりももっとジョンに捧げるにふさわしいバンドはたくさんいたと誰もが思ったはずです。アマチュアのジョンのトリビュートバンドの方が、よっぽど心のこもった「Annie's Song」を歌いますよっ!

演奏してしている間の観客の反応を見ていると、明らかにテンション下がってますよ。バンドの後ろで聞いている人達の表情やひそひそ会話してる声がこう言ってましたね。(注:私個人の勝手な解釈です。)
「わ、ひどっ」「ほんまあかんわ、これ」「他におらんかったんかいな」
「楽器の演奏は百歩譲ってまあええとしてもやで、ボーカルや。ボーカルなんとかして〜な」

上手な演奏ならきっとみんな一緒に歌ってたと思うんです。
いかにジョンの歌と演奏が素晴らしかったか再認識する対比のための演出だったのでしょか。
会場にいた人達、動画を見た世界中の人達は、きっとジョンの歌う声が頭の中で響いていたことでしょう。

とはいえ、全体にとても感動的な素晴らしいセレモニーだったと思います。



関連サイト
Variety 記事と動画

CBS Denver 記事と写真 





2014年10月26日日曜日

ウォークオブフェイム除幕式1

2014年10月24日、ハリウッドのウォークオブフェイムでジョン デンバーの「星」設置除幕式が行なわれました。式典の様子は生中継され、その動画を walkoffame.com で見ることができました。

youtubeリンクはこちら


57分の動画の29分ころからセレモニーが始まります。

まずはハリウッド商工会議所 所長CEOのレロン ガブラー氏の挨拶から 



祖母からプレゼントされたギターがきっかけで、ジョンがギターを弾き始めたこと、1963年に音楽の道を目指してロサンジェルスに移り住み、ヘンリージョン デュッチェンドルフからジョン デンバーという芸名を名乗り始めたこと、ミッチャルトリオのメンバーに選ばれてプロ活動をスタートし、ソロになってからは次々ヒット曲を飛ばし成功していったこと、音楽的な功績、社会的、環境問題への貢献について紹介しています。


35分 ジョンの娘、ジェシーベル が紹介されます。

あのちっちゃかったジェシーがこんなに綺麗なお姉さんに成長して!
世界中のJDファンが目を細めて見てたんじゃないですか?このシーンを。
ここでは登壇しただけで、ジェシーの声はまだ聞けません。

          アンナケイト ジェシーベル ザッカリー ジョンの3人の子供たち



レロンさんは次にプラシド ドミンゴ氏からの祝電を読み上げます。

37分 ジョンの友人で共に歌を作った詩人のジョーヘンリー氏のスピーチです。


私は作家でしゃべるのは得意ではないのですが、と前置きしてから、ジョンと初めて共同で作った曲、「Windsong」誕生の思い出を語っています。

レロンさんが、関係者を紹介し、さらに祝電を読みます。一つ目はチェリーレイン関係者?(すみません。名前が聞き取れませんでした。ミルト オクンではなかった。)
二つ目はジェイ レノ氏から。(ザ・トゥナイトショーの司会者です。)大きな拍手が起こりました。

43分 Trampled by Turtles による「Annie’s Song」の演奏 
カントリー系ロックバンドですが、今日はアコースティックスタイルでジョンの代表的な曲を演奏します。



演奏は…うーん。感想を述べるのは別の日にします。

47分 最後の祝電読み上げ。「ジョンの受賞は10個の星に値します。」とバリーマニロウから。

49分 いよいよジェシーのスピーチです。



緊張しているのか、何度も呼吸を整えながら父・ジョンの代わりに受賞することに対して感謝の気持ちを述べています。泣き出すのではないかと思うような表情です。「今ここにお父さんがいてこの喜びを一緒に分かち合うことができたなら」と誰よりも強く思っていることが伝わってきます。 
母親に似ていると思っていましたが、まっすぐか少し上向きに目線を上げたときの目の表情がジョンに似ていると思いました。


50分 やけに陽気な市議らしき方(トム ラボンジと聞こえました)の挨拶で、堅い表情だったジェシーに笑顔が戻ります。なんでカボチャパンをジェシーにプレゼントしたんでしょう。

52分 いよいよ「星」のお披露目です。長男のザック、ジョーヘンリーも加わります。



 ジェシーとザック二人で撮影タイム


星にタッチして!笑って!もっと二人くっついて立って!向きを変えて!
カメラマンから次々声がかかります。
二人とも、芸能人のようにこなれたスピーチや、たくさんのカメラを相手にポーズをとるなんてことには慣れていない一般人だということが見ていてもわかります。

56分 そして最後に家族集合写真です。 



ジョンの弟のロンとその家族が加わっているそうなので、ジェシーの後ろに立っている人がロンかな?子供たちはロンのお孫さんだそう。
ザックの妻ジェニファーもいるそうです。
ついでにカサンドラも。(他の身内はみんなふさわしい服装をしてるのに、カサンドラはねえ…って現地の人のつぶやきを見ました。同意します!)

画面には登場しませんでしたが、演壇から紹介された人の中に、ジョンのバンドメンバーだったミュージシャン達が会場に来ているようでした。
ジョン サマーズ、ジム ホーン、デニー ブルックスの3人です。紹介されるたびに会場から大きな拍手が起こりました。


1982年に受賞した時、そこに名前を刻むことにジョンの執着はなかったのでしょう。
でも残された家族、そして世界中のファンには、あれほどの功績ある人物にハリウッドのこの星がなかったのは納得がいかないし、あって当然の大スターだったから、本当に嬉しい出来事でした。

いつかジョンデンバー聖地巡礼の旅に行くことができたなら、ハリウッド通り7065(2531番目の星)も訪れなくちゃ!





2014年10月22日水曜日

ジョンの住んでいた家


アスペンのスターウッドという高級住宅地にある、ジョンが建てて1997年まで住んでいたお家を覗いてみましょう。このジョンの邸宅が現在売却中のため、不動産屋さんのサイトで写真が公開されているんです。喜んでいいのか、悲しむべきなのか、今まで見ることができなかった家の内外を、美しく撮影された写真でみることができます。


メインハウスは2階建てでベッドルームが6つあるそうです。全体が美しく温かみのある木造になっています。





建物内には暖炉が4つあるそうです。窓からはなんて豪華な眺めでしょうか!


キッチンキャビネットはオーダーメイドの木造品。
2階に多目的スペースのような部屋が見えます。


主寝室の壁にはステンドグラス彫刻。



ここにジョンの蔵書など私有物がたくさんあったのでしょうね。

さらにロフトも。遊び心に満ちあふれた設計が素敵




サウナもついています。


こちらはレコーディングスタジオ。


離れのゲストハウスは1階建てで5つのベッドルーム付き。
メインハウスから素敵な小径を通ってつながっています。

二つの建物の広さ合計は、9100平方フィート(約256坪)
土地は7、61エーカー(30,797㎡/9316坪) 
 
外にはバーベキューエリア、乗馬もできる芝生の広場。


芝生部分は直前の持ち主が広げたそうです。
ジョンが住んでいた時はもっと自然な草地だったのかもしれませんね。



写真はありませんが、敷地内には小さな滝と小川もあります。


ウッドデッキからロッキーの素晴らしい景色が見渡せます。
ジョンはよくここから望遠鏡で星を眺めていたそうです。



デッキでこうやってギターを弾いていたんですね。
(ジョン デンバーオフィシャルサイトの写真より)


不動産屋さんのサイト


動画も公開されています。
建物を紹介している不動産屋さんのキャロル ドプキンさんは、ジョンの友人で、毎年大晦日に行なわれていたジョンの誕生パーティーに参加していたということです。

John Denver(Starwood) Carol Dopkin Aspen Snowmass Sotheby’s International Realty(Yuotubeへ)







2014年10月21日火曜日

お家の価格

ジョンの住んでいたお家が現在売却中です。(2014年10月21日)


1999年に最初に売りに出された時、亡くなってまだ2年しか経っていない時期でしたので、世界中のファンにとって本当にショックなニュースでした。別荘としてどなたかに購入されたそうです。
その時の価格は$3.68million。
日本円にするといくらなのか現在のレート(2014/10/21)で換算しました。


日本円にしても、なじみのない桁なのでいくらなのか一瞬ではわかりません、私。
3億9276万6400円ですか?合ってますか?

そして、今年8月に2度目の売却のニュースが流れました。
$10.75millionですって。 



11億4734万7500円。

どなたか心ある人に買ってもらって、ジョン デンバーミュージアムにして、一般公開して欲しいです!私が買うならそうしますよ!端数の4万7500円なら払いますよ。いえ、がんばって34万7500円! 残りの11億4700万円は……無理です。(涙)

為替レートは刻々と変化するのでこんな端数の金額でアワアワしていても何にもならないのはわかってます。でも世界中のファンが寄付をして基金を作って、ジョンデンバーの聖地の一つにならないかなって。そんなことを想像してみるけれど、それも叶わないことなんでしょう。ジョンが生前 心血を注いだウインドスターの土地が、やっぱりトラブルが起こって売却されてしまったもの。日本のファンクラブもウインドスターに何度も寄付をしていましたね。

さて、お金の話はこのくらいにして、次のブログで 元・ジョンのお家の中を紹介することにします。


*タイトルを変更しました。(10月22日)




2014年10月20日月曜日

ジム コナーの Grandma's Feather Bed


ジム コナーと言えば、「Grandma's Feather Bed(おばあちゃんの羽根布団)」の作者ですが、今年になってブログを始められたようです。その中でジム コナー自身が同曲を歌っている音源が紹介されています。




「ジョン デンバーがバックアップで歌っています。」とカッコ内で紹介されています。


いつもよく聞いているジョンのバージョンも楽しげですが、ジムのオリジナルバージョンも陽気に歌われていて良い感じです。
♪旅先で出会った女の子… の歌詞の後、ジョンが「おっとちょっと待ってよ、ジム」とツッコミを入れて掛け合いながら歌に戻っていく軽快さ。
アラバマの農場で育ったジムの思い出の中にあるおばあちゃんの大きな羽根布団のベッドは、ジョン デンバーのおばあちゃんの思い出とも重なり、この曲を好んで歌ったジョン。

ジョンは初期の頃は、バンドメンバーとボケ&ツッコミを入れていましたが、そのうちこの掛け合い部分はやめてしまいました。



こちらはジョンの歌うGrandma's Feather Bed




ジョンは、作者のジム コナーに敬意を払いながら、晩年までいつもコンサートで歌っていた曲です。


2014年10月18日土曜日

ウォークオブフェイム追加情報

【ライブストリーム】

昨日紹介したものとは別のニュース記事(ABC News Radio)によりますと、「除幕式を見に来れないファンのために、主催者が式典の様子をライブストリームする予定」とのこと。


さて、ジョンのセレモニーの時間は現地時間午前11:30ですので、日本時間は深夜の3:30となります。(そんな時間に中継されても、私は起きていないと思う)
ライブストリームを見ようと思う方は、WalkofFame.comをご覧ください。 


現在、WalkofFame.comのサイトには、10月9日のセレモニーの動画がありますので、もしかしたら、24日の様子も動画が公開されるかもしれませんね。

今、調べていましたら、上記サイトの「Upcoming Ceremonies(次回の式典)」というページに詳細が載っていました。

各記事の元になっている情報に加え、ジョンの経歴、功績、同時期に開催される写真家としてのジョン デンバーの写真展についても紹介されています。


【Trampled by Turtles】


セレモニーでは本来なら本人がスピーチをし、音楽家ならそこで演奏もするようですが、ジョンは亡くなっていますので、ジョンの子供たちが代理を務めます。年月が経って、ザックとジェシーベルはどんな大人になっているのか楽しみです。

演奏の方は、ロックバンドのTrampled by Turtles が、Annie’s Song を演奏する予定だそうです。私は今回初めて知ったバンドですが、カントリー・ブルーグラス系のバンドで、ジョンの音楽が好きな人にはすーっと自然に懐に入って来るバンドだなって印象です。
10〜12月はアメリカ各地をコンサートツアー中で、セレモニーの当日にはロサンジェルス市内でのコンサートも行なわれるそうです。

演奏を任されたのが何故このバンドなのか、ジョンと縁があるのかについて、私は何も情報を持っていないので、もし何かご存知の方がいましたら、教えてください。


Trampled by Turtlesのサイト








2014年10月17日金曜日

ハリウッドのウォークオブフェイムにジョン デンバーの星が加わります

ハリウッドのウォークオブフェイムに2531番目のスターとして、ジョン デンバーの名前入りの星が(やっと!ようやく!!とうとう!!!ついに!!!)加わることになりました。その記念式典が2014年10月24日に行なわれます。

(ジョンのオフィシャルサイトより)


ジョンの「星」は、ハリウッド通り7065に設置されます。除幕式には親族代表としてジョンの息子ザックと娘ジェシーベルが出席し、賞を受けることになっています。

              ↓ Walk of Fameってこれですね。


このニュースに対して、facebook のサイトでは讃辞のコメントが続々と書き込まれています。「素晴らしいニュース」「ついに!おめでとう!!」「彼ほどふさわしい人はいない」「もっと早くに受賞するべきだったのに/も〜!遅いよ!」という内容が多いようです。
その中でも「It’s about time!」が目立ちます。もちろんジョンの同名の曲に合わせての言葉です。意味としては、「今がその時だよ、〜の時間だよ」とよく使われるフレーズですが、コメントした人たちは「やっとその時が来た」「今こそ受賞するタイミングでしょう!」という気持ちでしょう。

なぜに生きているうちに「星」が設置されなかったのか。
ウォークオブフェイムについて説明されているサイトにこんな記述がありました。

And even if a celebrity is awarded a "star," the actual installation is often held up by scheduling difficulties. For instance, when John Denver died in 1997, he still didn't have a "star" on the Walk of Fame, despite the fact that he had been awarded one 15 years earlier - they had been waiting for him to schedule a personal appearance...  (John finally got his star, posthumously, in 2014.)


実はジョンは亡くなる15年前(1982年)にウォークオブフェイムの殿堂入りを果たしていました。でもその式典には必ず受賞者本人が出席しなければいけないため、スケジュールの都合がつかなかったジョンは、「星」の設置がされないまま時が流れてしまいました。今年生誕70年を記念してやっとジョンの「星」がウォークオブフェイムに誕生します。

ジョン デンバーが音楽界に残した業績、私達人類に残した功績を讃えるなら、特大の「星」を作ってもらいたいものです。

おめでとうジョン!



2014年10月5日日曜日

Paffと一緒に歌ったステージ

ブログを更新しないまま気がつけば9月が過ぎ、もう10月になってしまいました。
いつ更新するかわからないこんなブログにお付き合いいただいている皆様、いつものぞきに来ていただいてどうもありがとうございます。


さて、昨日(10月4日)は、直江津駅鉄道まつりに合わせて直江津学びの交流館フェスティバルが行われ、その一部の音楽イベントにくびき野フォーク村が出演しました。
出演者は、くりちゃん、よもぎ、あんず、Paffの4組で、私はPaffのステージのお手伝いで参加させていただきました。



           準備中の会場。サンデーライブと同じ場所です。



Paff(加藤さん&アリコちゃん)の演奏に加わることになったきっかけは、7月のフォーク村歌い語ろう会でした。
この会では参加各ユニット毎に歌うだけでなく、別のユニットのメンバーと組んだり、その場で飛び入り参加したり、フォーク村のメンバー同志が音楽でも交流して楽しんでいます。
Paffの出番の時に私もちょっと飛び入り参加してハモってみたら、好評だったので、また機会があれば一緒に遊びましょう、と言う話になりました。

8月になって、実際にギターと曲を持ち寄って音遊びをしてみました。
せっかくなら、どこかのステージに出ようということになり、10月4日のイベントにPaffが参加し、私がそこに加わるという形にしました。

練習ではいろいろな曲を歌ってみましたが、当日に演奏したのはピーター、ポール&マリーの「風に吹かれて」「500マイル」、アリコちゃんのどーしてもやりたい曲「モーツァルトの子守唄」、加藤さんのどーしてもやりたい曲「スカボローフェア」の4曲でした。
この子守唄はオリビア ニュートンジョンのアルバム『Warm & Tender』で歌われているのですが、その英語の歌詞部分を私が歌い、アリコちゃんが日本語の歌詞を歌いました。

スカボローフェアは、アリコちゃんが低音パートを歌ってみたかったそうなので、私がメインパートを歌わせていただきました。

8月〜9月に何度か練習してきたおかげで、ボーカルの息も合い、とても楽しく歌うことができました。お客さんからもたくさんのお褒めの言葉をいただき、一緒にやって良かったなあと思いました。女性ボーカル同士でハモるのって私も前からやってみたかったことですし。
聞いていただいたみなさん、そしてPaffの加藤さん、アリコちゃん、どうもありがとうございました!