2014年12月17日水曜日

再会!JD仲間 四ツ橋の夕べ

12月に入ってしばらく滋賀に行っていました。
フォーク村コンサートと打ち上げ会を無事終えたのは良かったのですが、気持ちは不完全燃焼でした。やっぱり演奏者として出演したかった。そして日本のフォークソングは私には懐かしい思い出は全くなく、リズム感も違うので、いつまでも馴染めない。フォーク村は本当に素敵な人たちばかりで、大切な音楽仲間なんですが、音楽嗜好の違いはどうしようもありません。宴会の演奏でみんなが「懐かしい曲だ!いいぞー!」と盛り上がれば盛り上がるほど疎外感が強くなります。

ブルーグラス、アイリッシュ、カントリーなどアメリカンルーツミュージック系をやる人の集まりで思いっきりはじけたいけど、地方ではほとんどいない。そういう音楽に浸りたいよ〜!!と心の中で叫んでいた時、ふと思い出したのが、大阪で開催される友人のイベント。

昨年10月に岡山で再会し、カラオケルームでジョン デンバーばかり4時間、共に演奏し歌いまくった つるちゃんが出演するライブ。日にちを見れば1週間後。滋賀の別荘から大阪まで電車1本で行ける。よっしゃ!行こ!
滋賀のヒロさんの仕事が忙しく、一人での食事もままならないから、サポートに行くという名目で。近所や周りの人からは、ご主人が遠くに単身赴任で、いろいろ苦労しますね、大変ね、と声をかけてもらいますが、えへへ、別荘に遊びに行くねん♪と意気揚々と草津に向かいました。

滋賀に行くこと、つるちゃんライブのことを、大阪の友人Chiakiちゃんに連絡したら即合流の返信。関西のJD仲間に声をかけたかと聞かれたのですが、急に思いついた行動だったので、そこまでは考えていませんでした。そこで、昨年岡山で再会した、鳥取のEmiちゃんにメールをしてみると、なんとしてでも都合つけて行く!の返信。
さらに同じく滋賀にいるTさん、神戸のNoriちゃんに連絡すると、こちらも前日の急な誘いにもかかわらず参加のお返事が来て、本当に嬉しい再会の機会となりました。残念ながら仕事などで無理だった人もいましたが、つるちゃんも含めて7人のJD仲間の再会が叶いました。

このライブはつるちゃんが大学時代の音楽仲間と再結成したバンド「べそでのびあ&Fox Fields」と、バンド歴30年以上の「Rocking Paradise」の対バン形式。
場所は大阪、四ツ橋にあるBeatlesというお店でした。バンドのメンバーのみなさんの繋がりの深さや、再会して歌える喜びが伝わってくる温かい演奏でした。ロッキンパラダイスさんは、さすが演奏慣れしていて、ノリの良い音楽を堪能させていただきました。
お店の中は身動きが取れないほどのお客さんで溢れ、立ち見の方も大勢いました。




客席の私達は、会っていなかった長い期間がなかったかのように、かつての時間を取り戻し、一緒に演奏とおしゃべりを楽しみました。短い時間で名残はつきませんでしたが、今度は計画を立てて同窓会を開こう!と約束を交わして、それぞれ帰途につきました。

こんな貴重な時間を過ごせるきっかけを作ってくれたつるちゃん、ありがとう。そして、突然の無茶ぶりの誘いに乗ってくれたEmiちゃん、Tさん、Noriちゃん、Chiakiちゃんありがとう!
もうジョンはいないけれど、ジョンは音楽と大切な絆を残してくれくれたんだなあ。


このブログをたまたま見つけた、元JDFC関西支部のみなさん、もし同窓会を開くことになったらお知らせいたしますので、Windsongエリー宛に連絡をくださいませ。(連絡先はWindsongHPに) 


2014年12月1日月曜日

コンサートの司会

報告が大変遅くなりましたが、くびき野フォーク村コンサート2014を11月23日に無事開催いたしました。
長野県北部での地震が発生したのが、前日の夜でしたので、明日のコンサートは大丈夫かなと心配しました。幸い上越や会場のはーとぴあ中郷近辺は被害も余震もなく、コンサートは予定通り開催することができました。

フォーク村の照明や舞台担当者は前日夜から準備し、当日朝早くに全員集合して、コンサートの準備とリハーサルを手際良くこなしていきました。

私は司会のチーフ永井さんと軽く打ち合わせをしました。一組ごとに演奏が終了すると次の出演者の準備が必要で、その2分間くらいを出演者と感想や近況など話して場を繋ぎます。話す内容をあらかじめ確認しておくため、午前中のリハの合間にそれぞれにインタビューに回りました。

メンバーは出演するだけでなく、舞台、照明、撮影、会場、受付などいろいろな役割も担当しますので、一ヶ所にとどまっている訳ではありません。また、手が空くと楽屋で音合わせや声出しの練習をしているので、出演者20組を探して話を聞いて回るだけで午前中が過ぎていきました。

さて、開演時間です。会場に朝ドラでおなじみの「麦の唄」が流れます。照明が落とされ、音楽が止みます。司会者の二人が揃って登場!マイクを持ってさあ第一声を。あれ?私だけやん。永井さんがいない。呼びました。「マッサーン!」

「司会の永井まさはる=マッサンです。」「Windsongエリーです。」
「二人合わせて マッサンとエリーです!」
ウケました!小芝居。(永井さんの案ですからね)



会場のお客さんから元気に拍手をいただいて、1番手の演奏者を紹介し、舞台袖に引き上げました。

演奏が終わると、曲目を紹介するのは私、演奏者が来るまで曲やアーティストについての話で繋ぐのは永井さん、演奏者にマイクを向けて感想など聞くのは私、さらにフォークソングのコアな話は永井さんと演奏者、と言うように役割分担をしながら、スムーズに進行するようにしました。

司会者は演奏中はステージ横でぶらぶらしてればいいのかと思っていたら甘かった。音響面や演奏者に何かトラブルがあって中断した場合、永井さんはすぐに登壇して何かしゃべって場を繋いでいました。とっさの機転も必要ですし、常に待機していないといけない。

永井さんはこれまで毎年、4時間のコンサートをずっと一人でこんな大変な役割を担って来られたんだと改めて気づきました。慣れた感じで簡単にやっているように見えますが、随所に気を配り、機転を利かせ、コンサートを成功に導く。演奏者が主役で、お客さんにも心地よく聞いてもらう配慮も大事。
いろいろ学ぶことが多い一日でした。

マッサン&エリーの司会で、ところどころお笑いも入れながら、コンサートを最後まで無事に進行することができました。
慣れない私の司会にお付き合いいただいた皆様、そして、コンサートに足を運び最後まで聞いてくださった皆様どうもありがとうございました。

めでたしめでたし。



ここで裏話をちょっと。

遡ること4ヶ月前。
7月の柿崎コンサートは 出演はしないけど、フォーク村メンバーとして受付などで手伝うつもりでいました。事前の打ち合わせでJCVに集合がかかり、行ってみると、永井さんが都合が悪くなったので突然司会の代役が私にまわってきました。そのままMJインフォメーションに出て、コンサート司会者ってことになってしまった時にはもう気づいていました。永井さんの策略に。

10月のある日矢澤代表から「永井さんと一緒に11月のコンサートの司会するんだよね。」と初めてそんな話を聞いた訳ですが、誰が裏で糸を引いているのか私は察知していたよ、ほんま。
コンサートの2週間前に(私も司会てなんでそんなことになったのー!!永井さん、はめたでしょー!!と)和やかに司会をすることを確認しあい、直後にJCVやFM-Jに出て宣伝するという流れとなったのでした。コンサート当日まで、二人体制の司会で私はどんな役割をすればいいのか全然わかってなくていいんやろか。いいんやろね。

たまたま今年の朝ドラの主役が永井さんと同じ名前のまさはる(マッサン)で、私が並ぶとマッサンとエリーになるのがネタとしておもろい、と。そのための長期的な策略だったと、私はわかって乗ったんやからね。ウケたから面白かったけど。←そこかいな!