報告が大変遅くなりましたが、くびき野フォーク村コンサート2014を11月23日に無事開催いたしました。
長野県北部での地震が発生したのが、前日の夜でしたので、明日のコンサートは大丈夫かなと心配しました。幸い上越や会場のはーとぴあ中郷近辺は被害も余震もなく、コンサートは予定通り開催することができました。
フォーク村の照明や舞台担当者は前日夜から準備し、当日朝早くに全員集合して、コンサートの準備とリハーサルを手際良くこなしていきました。
私は司会のチーフ永井さんと軽く打ち合わせをしました。一組ごとに演奏が終了すると次の出演者の準備が必要で、その2分間くらいを出演者と感想や近況など話して場を繋ぎます。話す内容をあらかじめ確認しておくため、午前中のリハの合間にそれぞれにインタビューに回りました。
メンバーは出演するだけでなく、舞台、照明、撮影、会場、受付などいろいろな役割も担当しますので、一ヶ所にとどまっている訳ではありません。また、手が空くと楽屋で音合わせや声出しの練習をしているので、出演者20組を探して話を聞いて回るだけで午前中が過ぎていきました。
さて、開演時間です。会場に朝ドラでおなじみの「麦の唄」が流れます。照明が落とされ、音楽が止みます。司会者の二人が揃って登場!マイクを持ってさあ第一声を。あれ?私だけやん。永井さんがいない。呼びました。「マッサーン!」
「司会の永井まさはる=マッサンです。」「Windsongエリーです。」
「二人合わせて マッサンとエリーです!」
ウケました!小芝居。(永井さんの案ですからね)
会場のお客さんから元気に拍手をいただいて、1番手の演奏者を紹介し、舞台袖に引き上げました。
演奏が終わると、曲目を紹介するのは私、演奏者が来るまで曲やアーティストについての話で繋ぐのは永井さん、演奏者にマイクを向けて感想など聞くのは私、さらにフォークソングのコアな話は永井さんと演奏者、と言うように役割分担をしながら、スムーズに進行するようにしました。
司会者は演奏中はステージ横でぶらぶらしてればいいのかと思っていたら甘かった。音響面や演奏者に何かトラブルがあって中断した場合、永井さんはすぐに登壇して何かしゃべって場を繋いでいました。とっさの機転も必要ですし、常に待機していないといけない。
永井さんはこれまで毎年、4時間のコンサートをずっと一人でこんな大変な役割を担って来られたんだと改めて気づきました。慣れた感じで簡単にやっているように見えますが、随所に気を配り、機転を利かせ、コンサートを成功に導く。演奏者が主役で、お客さんにも心地よく聞いてもらう配慮も大事。
いろいろ学ぶことが多い一日でした。
マッサン&エリーの司会で、ところどころお笑いも入れながら、コンサートを最後まで無事に進行することができました。
慣れない私の司会にお付き合いいただいた皆様、そして、コンサートに足を運び最後まで聞いてくださった皆様どうもありがとうございました。
めでたしめでたし。
ここで裏話をちょっと。
遡ること4ヶ月前。
7月の柿崎コンサートは 出演はしないけど、フォーク村メンバーとして受付などで手伝うつもりでいました。事前の打ち合わせでJCVに集合がかかり、行ってみると、永井さんが都合が悪くなったので突然司会の代役が私にまわってきました。そのままMJインフォメーションに出て、コンサート司会者ってことになってしまった時にはもう気づいていました。永井さんの策略に。
10月のある日矢澤代表から「永井さんと一緒に11月のコンサートの司会するんだよね。」と初めてそんな話を聞いた訳ですが、誰が裏で糸を引いているのか私は察知していたよ、ほんま。
コンサートの2週間前に(私も司会てなんでそんなことになったのー!!永井さん、はめたでしょー!!と)和やかに司会をすることを確認しあい、直後にJCVやFM-Jに出て宣伝するという流れとなったのでした。コンサート当日まで、二人体制の司会で私はどんな役割をすればいいのか全然わかってなくていいんやろか。いいんやろね。
たまたま今年の朝ドラの主役が永井さんと同じ名前のまさはる(マッサン)で、私が並ぶとマッサンとエリーになるのがネタとしておもろい、と。そのための長期的な策略だったと、私はわかって乗ったんやからね。ウケたから面白かったけど。←そこかいな!
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