フォーク村コンサートと打ち上げ会を無事終えたのは良かったのですが、気持ちは不完全燃焼でした。やっぱり演奏者として出演したかった。そして日本のフォークソングは私には懐かしい思い出は全くなく、リズム感も違うので、いつまでも馴染めない。フォーク村は本当に素敵な人たちばかりで、大切な音楽仲間なんですが、音楽嗜好の違いはどうしようもありません。宴会の演奏でみんなが「懐かしい曲だ!いいぞー!」と盛り上がれば盛り上がるほど疎外感が強くなります。
ブルーグラス、アイリッシュ、カントリーなどアメリカンルーツミュージック系をやる人の集まりで思いっきりはじけたいけど、地方ではほとんどいない。そういう音楽に浸りたいよ〜!!と心の中で叫んでいた時、ふと思い出したのが、大阪で開催される友人のイベント。
昨年10月に岡山で再会し、カラオケルームでジョン デンバーばかり4時間、共に演奏し歌いまくった つるちゃんが出演するライブ。日にちを見れば1週間後。滋賀の別荘から大阪まで電車1本で行ける。よっしゃ!行こ!
滋賀のヒロさんの仕事が忙しく、一人での食事もままならないから、サポートに行くという名目で。近所や周りの人からは、ご主人が遠くに単身赴任で、いろいろ苦労しますね、大変ね、と声をかけてもらいますが、えへへ、別荘に遊びに行くねん♪と意気揚々と草津に向かいました。
滋賀に行くこと、つるちゃんライブのことを、大阪の友人Chiakiちゃんに連絡したら即合流の返信。関西のJD仲間に声をかけたかと聞かれたのですが、急に思いついた行動だったので、そこまでは考えていませんでした。そこで、昨年岡山で再会した、鳥取のEmiちゃんにメールをしてみると、なんとしてでも都合つけて行く!の返信。
さらに同じく滋賀にいるTさん、神戸のNoriちゃんに連絡すると、こちらも前日の急な誘いにもかかわらず参加のお返事が来て、本当に嬉しい再会の機会となりました。残念ながら仕事などで無理だった人もいましたが、つるちゃんも含めて7人のJD仲間の再会が叶いました。
このライブはつるちゃんが大学時代の音楽仲間と再結成したバンド「べそでのびあ&Fox Fields」と、バンド歴30年以上の「Rocking Paradise」の対バン形式。
場所は大阪、四ツ橋にあるBeatlesというお店でした。バンドのメンバーのみなさんの繋がりの深さや、再会して歌える喜びが伝わってくる温かい演奏でした。ロッキンパラダイスさんは、さすが演奏慣れしていて、ノリの良い音楽を堪能させていただきました。
お店の中は身動きが取れないほどのお客さんで溢れ、立ち見の方も大勢いました。
客席の私達は、会っていなかった長い期間がなかったかのように、かつての時間を取り戻し、一緒に演奏とおしゃべりを楽しみました。短い時間で名残はつきませんでしたが、今度は計画を立てて同窓会を開こう!と約束を交わして、それぞれ帰途につきました。
こんな貴重な時間を過ごせるきっかけを作ってくれたつるちゃん、ありがとう。そして、突然の無茶ぶりの誘いに乗ってくれたEmiちゃん、Tさん、Noriちゃん、Chiakiちゃんありがとう!
もうジョンはいないけれど、ジョンは音楽と大切な絆を残してくれくれたんだなあ。
このブログをたまたま見つけた、元JDFC関西支部のみなさん、もし同窓会を開くことになったらお知らせいたしますので、Windsongエリー宛に連絡をくださいませ。(連絡先はWindsongHPに)