ここの牧場には夏の間、近隣の牛達が放牧されています。その風景を見に来た観光客や、最近では高地トレーニングのため、牧場周辺に整備されたコースを走る学生さん達も大勢いて、思った以上に賑わっていました。でも広い広い場所なので、人目につきにくい場所を見つけ歌と楽器の練習を始めたWindsongなのでした。
練習風景を録画するためにビデオもセットしました。最初は曇っていましたが、歌っているうちに、ぱーっと晴れ間が広がりました。その途端一斉に始まったのは、セミの大合唱。ミーンミーンでもシャワシャワでもなく、ここのセミはビービーと大音量。
演奏を中断して太陽が隠れるのを待つ。セミが鳴き止む。で、演奏再開。
そんなことを繰り返しながら、やっとビデオに収録した曲は、先日の星空コンサートで歌った「Somewhere Over The Rainbow / What A Wonderful World」でした。
その後、牛さん達の見える場所に移動しました。木立から離れればセミの声からも離れることができるんや!て気がついて。←遅い!
もう観光客もほとんどいなくなっていたので、12弦ギターの曲を次々歌ってみました。特に、広い空の下での「The Eagle And The Hawk」は、景色と曲が一体化するような感覚に陥りました。
心が浄化されるような。
そして、気がつくと風は冷たく、寒いくらいになってきました。
牛達も観光客もランナーもいなくなって来る頃、私達もこの別天地を後にしました。
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