6月15日に、高田世界館で開催された「マークfromGARO with吟遊詩人」コンサートのお手伝いをしました。
ずっとガロの曲を演奏し続けている吟遊詩人さんが、そのガロのメンバー、マークさんと同じステージに立ち、2時間30分に及ぶコンサートを行ないました。
リスペクトするアーティストとの共演で、吟遊詩人さんの喜びに満ちあふれる演奏が客席にも伝わり、アンコールが鳴り止まず終わるのが惜しいコンサートでした。
終了後はマークさんを招いての打ち上げ会が開かれ、出演者、サポートメンバーは「松阪屋」へ移動しました。松阪屋さんは昨年のWindsong&ジョニー中川ユニットライブでもお世話になったお店です。(場所はその後移転していますが)
打ち上げでは吟遊詩人のメンバー始めガロが大好きだったという皆さんが、マークさんを囲んで熱く語っています。マークさんはギターを弾きながらファンと気さくに交流されています。私はジョンとはもう決してこんな瞬間を持つことはできないから、吟遊さん本当に良かったね!と離れた席からその様子を眺めていました。
しばらくしてリーダーのまさやん氏がマークさんに私を紹介してくれました。
(いえいえ、ほんのお手伝い人員ですし。)恐縮し控えめに挨拶している私。
まさやん氏が「この人はジョン デンバーが大好きで演奏活動している。」と説明したところ、マークさんは「この曲が有名ですよね。」と、カントリーロードを弾き始めたのです。そして私に歌って、と促すではありませんか。
ええー!!プロの方ですよ。
マークさん大好き!と集まっている方々の前で、関係のない私が出しゃばる訳にはいきません、と遠慮していたはずなのに、曲が始まると歌わずにいられないパブロフの犬。
しかも、「オリジナルだとキーが合わないからちょっとキツいです」なんて言い出す図々しさ。
マークさんは「このキーは?じゃこれは?」とその場で合わせようとしてくださる。
ついに「Dです。」と私。
そしてまた続きから弾いて一緒に歌ってくださるマークさん。
ここまでも冷や汗ものだったのに、さらに追い打ちをかけるまさやん氏。
「最近はエリーさんはギターも弾くんですよ。」
マークさんは持っていたギターをほい、と私に預けるではありませんか。(まさやん氏のギターです。)
えー!!!どうするの?何弾けばいいの?パニック状態で、頭の中の譜面をめくっていると、誰かが「Sunshine〜♪」と助け舟を。
その曲なら落ち着いて弾けるわ、と結局歌い始める私。Sunshine On My Shouldersをサビのところだけ。マークさんにアドバイスまでもらってしまいました。
私達のやっている演奏はあくまで趣味の世界のものなので、プロの方にこんな気さくに接してもらえるなんて思いもしませんでした。
マークさんの飾らない誠実な人柄に触れることができ、吟遊詩人さんが敬愛している理由がわかった気がしました。
今後またコラボコンサートが開催されるなら、私は応援の努力を惜しまないことでしょう。
マークさん、吟遊詩人さん、私にまで楽しい「時」を分けていただいて、どうもありがとうございました。
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