コロラド州歌となった「ロッキーマウンテンハイ」に続いて、「カントリーロード」も正式にウエストバージニア州歌となりました!
おめでとうー!!!
ラスベガスレビュージャーナルに掲載された記事(3月8日)を紹介します。
John Denver’s ‘Country Roads’ becomes West Virginia state song
記事にある写真はセレモニーの様子で、知事の宣言と高校のブラスバンドの演奏です。
日本語に訳しましたので、内容は以下をお読みください。
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ヒットから43年経ちましたが、”Almost Heaven, West Virginia”(天国のようなウエストバージニア)で始まるこの曲が州議会で正式に州歌となることが決議されました。
すでにこの曲はここ数十年、ウエストバージニア大学のバスケットボールやフットボールの試合毎に歌われてきました。ジョン・デンバー自身も1980年にマウンテニアフィールド(州のフットボール競技場)で歌っています。
州歌に、という動きを2年前に始めた人がいました。コメディドラマ「Gilligan’s Island」(邦題:ギリガン君SOS) の俳優 故ボブ・デンバーさんの妻ドリーマさんです。ドリーマさんのラジオ番組にリスナーから、同曲が公式の州歌なのかどうかと質問がきました。調べてみると公式ではありませんでした。そこで衆議院に州歌にすべきと働きかけ、下院議会では通りましたが上院では否決という結果に。
そしてとうとう今年、決議という運びになりました。
「一日中心臓がドキドキしていました。」とドリーマ・デンバーさん。
「カントリーロード」にまつわる話をドリーマさんは数えきれないほど、州民から聞かされてきたそうです。最近ある男性が言いました。「これはただの song(歌)ではない。anthem(讃歌、聖歌)だ。」
ドリーマさん自身も言っています。「この曲のおかげで世界中の人がウエストバージニアを知ってくれています。」
州知事のトムリン氏は、数年前に州の代表団と共に台湾を訪れた時のことを話しています。滞在先のホテルのナイトクラブでワルツが演奏されていたのですが、トムリン知事とその一行が入って来た途端、ジョン・デンバーのこの曲の演奏が始まったそうです。
「’Take Me Home, Country Roads’が私達の愛すべき州歌に加わることを誇りに思います。」と知事は州議会場の式典で語りました。
ウエストバージニア州歌は他に3曲あります。”West Virginia hills” ,“ This Is My West Virginia” ,“West Virginia, My Home Sweet Home”です。
訳注:
*Gilligan’s Island 1960年代に放送されたコメディドラマ
*ボブ・デンバー(1935年ー2005年)は、ジョン・デンバーとは縁戚関係はありません。
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