お盆の忙しい時期にもかかわらずお越しいただいたみなさま、どうもありがとうございました。
当日の演奏順はWindsongが前半、なかちゃんが後半でしたが、まずはリハーサルの話から。
午前中にリハを行なって、音のバランスなどPA担当のSuwaさんとチェック。
Suwaさんは最近スピーカーやPA機材を一新して、チェックする時もiPadに入っているアプリと連携しているのでiPadを持ち歩いて調整。その姿がとてもカッコいいです。
さらに今回の私達は後ろのスクリーンに動画を映しながら演奏するので、そのチェックも必要でした。何の動画かと言いますと曲のイメージに合った写真に歌詞の和訳を載せて、観客のみなさまに少しでもジョンの歌の世界をわかっていただけるよう自作した動画です。
リハーサル風景 |
しかしですね、スクリーンに映した歌詞付き動画と演奏のスピードが合うかどうか、後ろを見る訳にもいかないのでどうしようー!
そこで思いついたのが私達の前方にタブレットを設置し、カメラ設定にしたまま後ろの映像をリアルタイムで映してそれを時々確認しながらテンポを合わせるようにしました。
その結果なんとか映像と合わせて演奏することができていたはずですが、ご覧になっていたみなさま、いかがだったでしょう。
ジョンも70〜80年代のコンサートでステージ後ろの大きなスクリーンに映像を投影して演奏していました。コンサート本番ではどうしても演奏テンポが速くなり音楽と映像とでずれが生じたりしました。
今ならイヤモニを使って演奏者にテンポを送って映像とぴったり合わせて演奏することも出来ます。でもジョンがやり始めた当時としては本当に画期的な試みでした。
MVを映しながら生演奏をするミュージシャンは今でこそ当たり前にいますが、40年以上前にやっていたジョンはいつも時代の先端を進んでいる人だったなあと思います。
(続きます)